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異国情緒あふれる長崎の町並みを通り抜け、海岸へと向かう。そこに広がるのは、思わず感動してしまうほど雄大な景色。湾や入り江、岬…、588にも上る小島が生み出す複雑な景観が続く。その海岸線の長さは、あの大きな北海道に次いで全国第2位と聞いてびっくり。こんな小さな長崎県がねぇ…。そして、この長い海岸線がつながるのは、豊かな漁場。西を北上する対馬暖流、済州島から流れる黄海冷水、そして九州の沿岸水が流れ込む長崎の海では、アジ、サバ、マダイ、アマダイ、アワビ、ウニなど豊富な魚介が水揚げされる。もちろん、美味しさにも定評があり、「魚の質には、絶対の自信があります。だからこそ、魚の良さを活かした加工には徹底的にこだわっています」とは、地元漁連の北川さん。 関アジと並び称せられる脂のりの良い「ゴンアジ(鯵)」は、一度沖合いの生け簀に放し、漁獲時のストレスを癒してから出荷する手の入れよう。干物にしても、普通は冷凍の魚を原料とするものだが、刺身用の新鮮な魚を使うと云う。以前、伊豆の干物屋を廻った際に、どの店も対馬のアジを使っていたことが思い出された。ただでさえ美味しい対馬のアジ、水揚げされたばかりの新鮮なものを加工するならば…、想像するだけでも垂涎もの。旨き魚と、その素材を活かしきる加工へのこだわり、不味かろうはずがありませんね。 |




元禄時代、貿易港として栄えていた長崎からは、盛んに海産物の加工品が輸出されていました。この海産物は、俵に詰めて出荷されていたため“長崎俵物”と呼ばれていたそうです。
異国情緒あふれる長崎の町並みを通り抜け、海岸へと向かう。そこに広がるのは、思わず感動してしまうほど雄大な景色。湾や入り江、岬…、588にも上る小島が生み出す複雑な景観が続く。その海岸線の長さは、あの大きな北海道に次いで全国第2位と聞いてびっくり。こんな小さな長崎県がねぇ…。