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山梨で昔ながらに麦茶を作る「設楽美徳」さん。世に出回る麦茶のほとんどが機械任せで作られるなか、ただひたすらに手作業にこだわる頑固な職人だ。茨城県産の良質な大麦を仕入れ、ゴミを取り除き選別をするところから全て手作業。鋳物の鉄鍋で炭になる寸前まで深く炒って仕上げる。粉砕した大麦をパックに詰めた麦茶が一般的だが、ここの麦茶は丸粒のまま。当然、よく見られる水出しの麦茶ではない。昔ながらに、やかんでしっかりと煮出してからいただく。コップに注いだ麦茶は、コーヒーと見紛うほど濃い色合いで、豊かな香り…、さぞや苦いだろうと、覚悟をきめて口をつけると、意外にもさっぱり、そして優しい甘さが広がった。「機械を入れる金もなかったし、ただ親父に教わった方法で作っているだけ」と設楽さんは当たり前のように語るが、そのこだわりは半端ではなかった。 もう一つの人気商品、カレーからもその一端は伺い知れる。火入れ、寝かしに7日から12日間。32種類のスパイスを使い、深い味わいに仕上げたこのカレー。もともとは、設楽家の晩ご飯だったのだが、たまたま口にしたあるバイヤーがその美味しさに惚れ込んで商品化と相成った。家庭のカレーに32種類のスパイスとは…、何にでも徹底的に取り組まずにはいられない頑固な職人魂がしっかりと見て取れる。 手間を惜しまず生み出したご主人の逸品、ぜひお試しいただきたい。 |




日本の夏に欠かせない麦茶。山梨の頑固職人が仕上げた「手炒り麦茶」をお届けします。
山梨で昔ながらに麦茶を作る「設楽美徳」さん。世に出回る麦茶のほとんどが機械任せで作られるなか、ただひたすらに手作業にこだわる頑固な職人だ。